パニックをコントロールする

面体

パニックコントロールは、自分もしくは他隊員が緊急的な場面に陥ったときにも、自分の感情をコントロールし、冷静な活動をするための手法です。

主に屋内進入時に、自分の居場所が分からない、呼吸器の残圧が少なくなる、他隊員と逸れたなどの状況になった場合でも、冷静な状況判断を行うためのものです。

これは、訓練で養うものなので、繰り返し隊員同士で訓練していきましょう。

ゴールは、パニックにならず、緊急時の状況でも冷静な対応を行うことです。

STOP

屋内

STOPは屋内進入で、何か緊急的な事案が発生した際に行う英単語の頭文字を取ったものです。

S:Stop

とりあえず止まる。緊急時は何がどうなっているか分からない状況です。その状況で冷静さを失ったり、動いたりすれば状況が悪化する可能性があります。なので、まずは、止まります。

T:Tink

考える。何が発生したのか、自分が今どういう状況なのか、他の隊員は無事かどうか。これらを考えることで、次の観察につなげます。止まった後は、考える。

O:Observation

観察する。観察は、周囲の状況、自分の置かれている状況を手や足、器具を使って観察を行います。考えることと観察を行うことで、今の状況を把握にまで持っていきます。

P:Planing

計画を立てる。これからの活動の計画を立てます。闇雲に動いてはいけません。考えて、観察した結果、今どういった状況で動くことが最善かを計画を立てることで、今後の活動の状況がよくなります。

というものです。

これは、繰り返しの訓練で、安全管理者がいろんな想定を与えることで、隊員がその想定をクリアできるか、冷静な対応ができるか、空気呼吸器を丁寧に扱えているかを見るものです。

ぜひ、一度訓練してみましょう。

訓練方法

訓練

訓練実施者には、屋内進入の訓練とだけ伝え、要救助者は数名との情報のみを与えます。

服装は、防火衣、空気呼吸器・ボンベ、面体(目隠し)です。

屋内進入時は3名で、1名は訓練内容を把握してい状態で行う

想定負荷は

  1. 屋内進入約5分後に、緊急脱出を指示
  2. 脱出途中に訓練内容を把握している1名を離脱
  3. 隊員2名での脱出途中にボンベなどにロープを絡ませる
  4. 隊員1名のボンベのそく止弁を閉める

などの脱出途中での負荷を安全管理者が与えましょう。

その途中での訓練実施者に対しての行動を管理し、訓練実施後に、フィードバッグします。

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